クリエイションメモ 1

ときふく(時里充+福留麻里)です。

2月、3月の南三陸バーチャル視察で、南三陸の自然や生活、信仰や、東日本大震 災を巡るお話しを様々な角度で伺う中で、これからプロジェクト3年間で触れていきたい領域として、様々なスケールの時間や循環、神様のことと科学的なことのつながり、土地で受け継がれる祭りや踊りや民話、土地に宿るものと、遠い土地同士で呼応すること、リアルとバーチャル、それを繋ぐもののこと、、、

などが浮かび上がってきたことを経て、4月の「いりやど」での最初の展示のプランを考え始めました。

タイトルは「山びこを持っていく」

”遠い場所同士で交信すること”や、木の年輪の波紋が広がっていくイメージから「山びこ」という言葉をタイトルにつけました。

クリエイションは、プロジェクトのキーパーソンでもある佐藤太一さんにもご協力をいただいて、南三陸と山口それぞれの身近な映像を交換しリミックスすること、南三陸の森にあるものを郵送していただくことから始めることにしました。

南三陸の太一さんから届いたものは、

南三陸杉の輪切りと、杉の葉っぱとクロモジを使ったエアスプレーでした!

実際の杉の輪切りの存在感から伝わってくるものは、とても大きく、

太一さんから届いた日々の断片からも色々な想像が広がって、

呼応するように、作品の構想を練って行きました。

その過程は、プロジェクト用のInstagramにも少しずつあげています。

(5月22日記)

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